研修医からのメッセージ

研修医からのメッセージ

研修医からのメッセージ

綿貫 茉衣子	2016年、日本医科大学卒

勉強の場として

千葉北総病院の初期研修プログラムは、1年目に半年間急性期部門をローテートすることになっており、中でも集中治療室に2カ月間回ることが最大の特徴といえます。当院の集中治療室は内科の急性期疾患全般をみており、内科6か月のローテートとは別に更に全身管理を学べます。 私は1年目の秋にローテーしましたが、急性期疾患の全身管理は呼吸・循環以外にも様々な治療が同時に行われており、初めは手技や1日先生方の後を追うことで精一杯で、病態や治療について考察する余裕もありませんでした。しかし、毎日行われる朝夕のカンファレンスの内容を聞き、先生たちの考えを学ぶことで徐々に目の前の患者さんに何が起こっているのかを整理できるようになり、手技だけでなく学術的にも非常に勉強になりました。私は2年目の1月にもローテートしましたが、担当の患者さんを決め、指導医の先生と一緒に治療方針を考え、先生方に伝わるようにプレゼンテーションをすることで、自分が今まで学んできたことの復習や足りなかった知識を得ることができました。

理想の医師像となる先生方の存在

当院の集中治療室の先生方は日々の診療と病棟管理で非常に忙しいのにも関わらず、院内で急変がありコンサルトがあると必ず病室まで足を運び、診察をして集中治療管理が必要かを判断します。その際は患者さん一人一人に真摯に対応し、積極的に患者さんやご家族の方とコミュニケーションを取って方針を決めます。このような先生方の患者さんや医療に対する姿勢は心から尊敬するものであり、研修医1年目から先生方と共に働けることは非常に有難いことだと思います。

これから研修する方へのメッセージ

急性期の治療に携わる機会は少ないですが、ここで急性期疾患を沢山経験したことで、以前よりも病棟での急変対応時に自ら動けるようになったと感じています。集中治療室の先生方は非常に温かい雰囲気で教育的であり、分からないことは気軽に質問することもできます。将来どの診療科に進むのであっても、ここで全身管理を学ぶことは必ず今後の医師生活にプラスになると思います。 是非北総病院の集中治療室で充実した研修生活を過ごしてください。

貝沼 駿介	2016年、日本医科大学卒

医師としての姿勢

集中治療室では心筋梗塞や心不全と出会う機会が多いですが、心疾患だけでなく重症敗血症、呼吸不全、DICなどIntensiveな治療を必要とする症例も経験しました。私は1年目の初めの2ヶ月集中治療室からスタートしました。そこで見たCCUの先生は、日々真剣に診察し的確な治療方針を立て、それを実行していました。医療に対し真摯な姿勢は常に崩さないということを学びました。臨床でわからないことや治療に難渋した時、妥協せずとことん文献を調べたり他科の先生に意見を聞いたり、曖昧にしがちな問題点をクリアにしカンファレンスで議論する。そのようにじっくりと考えることで知識が深まり次に活かせると思います。日々の業務に追われる時間も多いですが、先生も熱心に指導してくれるので、必死に食らい付いて頑張ると確実にレベルアップできると思います。

急変したら

ICUには一般病棟から急変して入室する患者さんもいます。実際、自分が担当の患者の状態が悪化したとき相談に乗ってもらったこともありました。逆に、2年目にCCUをローテーションした時に、何例か病棟で急変し緊急カテーテルや挿管となり入室した患者を診ました。 院内で本当に信頼されていて、当直中はとても心強い存在となっています。

これから研修する方へのメッセージ

医学的知識を習得することは研修医にとって当然必要なことですが、臨床の現場で危険を察知したり変化に気づいたりすることがもっと重要だと思います。これは経験を重ねることで感覚が身についてくるので、とにかく現場で何が起きているのか、自分に何ができるのか考えて研修してください。将来どの科に進むかは関係なく、2年目にローテーションするとより学ぶことは多いと思います。

猪口 和美	2015年、日本医科大学卒

思いきり学べる

循環器内科の先生方が主体の集中治療室のため心筋梗塞や心不全の患者さんはもちろん、その他のありとあらゆる内科的疾患の方も多く入室しています。私が2年目で研修した時には内分泌、呼吸器、消化器、腎臓など循環器以外の重症患者さんも多く大変勉強になりました。学ぶ環境ですが、集中治療室のすぐ脇にカンファレンスルームがあって本やパソコンがあるので気になった事はすぐに調べることが出来ます。先生方は非常に優しく、研修医が抱くどんな些細な疑問にも真正面から向き合ってくださいます。手技も基本的なところから教えていただけるので自分の1つ1つの動作を理解し、確認することが出来ました。週に2回の大きなカンファレンスは緊張しますが心が鍛えられプレゼンテーションの練習になりますし、毎日の朝夕のカンファレンスでは患者さんの病態に対する先生方の考えを沢山聞く事が出来、アセスメントの仕方や鑑別の挙げ方なども大変勉強になります。

雰囲気の良さと先生方のカッコよさ

忙しく緊急も多いですが雰囲気はとても和やかで教育的です。数カ月の間でもそこにいるとまるで大家族の一員になったかのような錯覚を覚える程居心地が良く温かい空間です。そんな中で先生方の信念と情熱は物凄く、どんな時も妥協せず患者さんを第1に考えて毎日全力で診療されています。2年目で選択したのは循環器疾患のファーストタッチや集中治療を見たかったこともありますが、素晴らしい先生方を間近で見て後期研修が始まる前に診療に対する真摯で謙虚な姿勢を心に刻んでおきたいと思ったことも大きな理由です。

これから研修する方へのメッセージ

北総病院の集中治療室は内科疾患を思い切り勉強するには最適な環境だと思います。忙しい時もありますが先生方が教育的ですし自分で勉強する時間や環境もしっかりあります。雰囲気も良いため2年目で再度ローテートする研修医は多いです。研修医にとってこんなに居心地が良くかつ勉強になる場所はあまりないのではないでしょうか。是非北総ICUにいらしてください。

堤 正将	2015年、日本医科大学卒

瞬発力

集中治療室は救命救急センターや脳神経センターとともに3次救急病院として地域の医療を担っています。循環器内科医師から構成されており、急性冠症候群・急性心不全・致死性不整脈などの診療を行っていますが、循環器疾患だけでなく他院からの紹介や院内急変も含め広く内科領域における急性期を診療しています。救急外来や院内急変では状態が不安定なかたが多くなりますが、その対応の早さに研修医は圧倒され、自分のできることをやるのに精いっぱいになります。そのような診療の中でも、手技のチャンスがあれば丁寧に教えてくださり、疑問や質問があれば熱心に答えてもらえます。集中治療室をローテートすることで、初期対応において患者のために今何が必要で自分には何ができるのかと自分の役割を考え、チームで診療することの大切さを学ぶことができました。

考察力

初期治療が終わった後は集中治療室に入室することになります。循環器疾患や一般内科領域であれば集中治療室内で完結しますが、血液内科疾患など各領域の専門家に相談しつつ治療を進めることもありますので、幅広い内科疾患を経験することができました。なかには病態の複雑なかたもいれば、なかなか診断がつかないかたもいます。そういったときには腰を据えて考察し、文献にあたり、朝夕のカンファレンスで議論していきます。その中で知識はもちろんですが、考え方や主治医としての姿勢、プレゼンテーションの方法など多くのことを学ぶことができると思います。

これから研修する方へのメッセージ

千葉北総病院集中治療室では急性期疾患における初期治療およびその後の集中治療管理を実際に見ることができます。重症な方が多いため実際に研修医が意思決定を行う場面は少ないですが、経験できる手技は多く、やる気さえあれば多くのことを学ぶことができます。急性期が苦手な方も好きな方も是非広い好奇心を持って研修してみてください。

田中 泉 2015年、日本医科大学卒

全身管理と責任感

日本医科大学千葉北総病院集中治療室は、一般病棟の急変や3次救急の内科的疾患の初療をしており病院内でも重要な役割を担っています。私は1年目の最後2ヶ月を集中治療室で過ごし、90程の症例を通し全身状態の把握や治療を経験することができました。毎日のひとつひとつの出来事に対し思考を深めていく過程がとても勉強になり、またそれぞれの症例を通じて医療における価値観を磨く貴重な機会となりました。検査結果よりも何よりも患者さんの今の状態を意識すること、常に見通しをもって治療にあたること、そして、命に責任をもつということ、どれも医師に必要な姿勢であると考えますが、毎日時間帯を問わず実践している先生方と共に過ごし考えを深めることができました。また一年次最後という自分にとってひとつの節目に研修し、今後の勉強の指標や展望を見つける場ともなりました。熱心なご指導の程、ありがとうございました。

これから研修する方へのメッセージ

私はマイナー科志望で研修医のうちは急性期の場にいたいと考え、北総病院の研修を選びました。集中治療室は、総合的に内科を、そして急性期を勉強する格好の場と考えます。
また仕事中もその合間もチームを大事にしており、仕事合間の和気藹々とした雰囲気があることも魅力のひとつです。院内滞在時間が長くてもつい居心地の良さを感じてしまうのではないでしょうか。
北総ICUでの研修は理想の医師像へのひとつの足がかりになると信じています。

肥田 舞 2014年、日本大学医学部卒

忙しい以上の充実感

千葉北総病院では、集中治療室を1年目の2ヶ月間ローテートすることが必修となっています。私が集中治療室をローテートしたのは1年目の2、3月であり、ある程度病院業務や手技にも慣れた頃でした。当院の2年目研修医の方がほぼ全員再びローテートしていること、1年間の集大成という意味でも心待ちにしていました。 私がローテートした2ヶ月間では入室が90例近くあり、とても忙しい日々でしたがACS以外にも様々な症例を経験でき、幅広く学ぶことができました。 毎日開催される朝・夕のカンファレンスでは、現在の問題点がどこにあり、先生方がどのように考えているのかを共有できる場であり、その1日をどこに特に注目して診療を行えばいいのかを整理できるいい機会でした。また、この1年間で繰り返し行っている手技でも、しっかりフィードバックして下さり、自分の手技の不足点を見直すことができたりと日々新たな知識が得られた2ヶ月であったと感じます。

心強い存在

一般病棟からのどんなコンサルトに対しても、足を運んで自分たちの目で診るという姿勢は、文章にすると当たり前のことではありますが、日々の忙しい業務の中で実際に実践するのは想像以上に大変だと思います。私自身も内科当直などで相談させて頂いた際には、熱心に診て下さり本当に心強かったです。

これから研修する方へのメッセージ

日々何かしらの成長を感じることができる2ヶ月間であると思います。私自身も目の前で起きていることに関して緊急性があるかどうかの感覚が少しばかりわかるようになったと感じます。また、集中治療室の先生方とは他科に比べ一緒に過ごす時間が長く、雰囲気もとても良いため、わからないことがあれば気軽に相談できます。ぜひ千葉北総病院集中治療室で充実した研修生活を送ってください。

木内 一貴 2014年、日本大学医学部卒

手技や知識を学ぶ機会が多い

私は集中治療室を研修医1年目で2ヶ月間研修し、現在2年で3カ月目になっています。 まだまだ自分の未熟さや手際の悪さに頭を悩ますことはありますが、病院にも仕事にも慣れ、一年前より多くの仕事を任せて頂けるようになり、充実した日々を送っています。 当院の集中治療室では、重症・急性期の患者さんを浴びるように経験することができます。 集中治療室では、毎日朝夕2回カンファレンスが行われます。集中治療室でのカンファレンスは、大変勉強になります。指導医の先生方が、大変熱心であるため、時には一人の患者さんに対してカンファレンスが1時間超えることもあります。 また、研修医をチームの一員として考えているので、意欲的に仕事に向かえますし、指導医の先生に対しても、とても相談しやすい環境です。また、集中治療室の先生達は、研修している間は、部活の合宿のように密にかかわるため、違う科の研修に移っても、何か困ったら、親身に相談に乗っていただけます。本当に素晴らしい職場です。 集中治療室では、中心静脈穿刺、気管挿管等を含め、研修医が取得すべき様々な手技を行う機会がたくさんあります。集中治療室は、研修医として知識や手技を学ぶ機会が多くあります。

ICLSについて

ICLSに関してですが、当院のICLS指導は、集中治療室が中心となり行っています。以前集中治療室をローテートしていた尾﨑先生もお話していますが、私も定期的にICLSインストラクターに参加させて頂いています。1年目の6月にICLSは必修で受講しますが、一度の受講では不十分だと感じたからです。何度か参加し、そして集中治療室で研修してからは、急変時の対応で慌てることが少なくなり落ち着いて行動、指示できるようになってきています。また、ICLSインストラクターとしてのICLSへの参加は、後輩に指導する仕方も学べます。私も、北総で研修するならICLSインストラクター参加をお勧めします。

これから研修する方へのメッセージ

集中治療室で臨床を学ぶことは、研修医を終えた後に、どの科を選択しようとも、必ず医師として必要な基礎体力、知力が身に付くため、とても良い研修場所だと思います。しかも、雰囲気が良く、指導医の方々も熱心で教育的なところはなかなか無いと思います。日本医科大学千葉北総病院で研修する機会があるならば、是非2年目の研修に集中治療室を選択すべきと考えます。

笹本 希 2014年、日本大学医学部卒

症例が多い

北総病院は、御存知の通りドクターヘリを所有し、救急分野でたいへん多くの症例が集まってきます。これは救命救急センターに限らず、県内の幅広い地域から内因性疾患も多く集まってきます。 私が集中治療室を回ったのは8月、9月という心筋梗塞のあまり多くない時期だったのですが、2ヶ月で37例ものACSを始め、他の重症内科疾患(肺血栓塞栓症、急性大動脈解離、急性腎障害、致死的不整脈、肺胞出血、悪性症候群など)も数多く経験することが出来ました。

教育的

集中治療室の先生方はとても教育熱心な先生が多く、カンファレンスのみならず、当直帯の時間を使って心電図の見方から、薬の組成など色々なことを教えていただきました。私はローテーションの順番が急性期スタートであったため、内科的知識があまりない状態での集中治療室での研修でしたが、わからないことがあったらいつでも聞ける環境であったため、充実した2ヶ月を過ごせたと思います。

温かい医局です

私は他大の出身ですが、とても先生方があたたかく迎えてくれて、家族のような雰囲気の医局でした。診療においても、グループで診療にあたっているため研修医1年目の右も左もわからない時期に回ったとしても安心して学べます。他の科を回っている時でも、「大丈夫?」と声をかけていただいたり、困っていると助けてくれたり、本当に優しく素敵な先生方のいる医局です。

これから研修する方へのメッセージ

北総病院のICUは、教育熱心な先生方に囲まれて多くを学べる素晴らしい現場だと思います。研修医のうちに多くの急性期の疾患を見ておきたいというのが私が北総病院を研修先に選んだ1つの理由でしたが、実際数多くの疾患を経験出来て来てよかったと思っています。急変時対応は将来どの科に進むとしても必要になるものですし、こんな素敵な先生方に囲まれて多くのことを学べる北総ICUに是非研修に来てください。

纐纈 敦 2012年 金沢医科大学卒

自分自身で考えることの大切さを学ぶ

重症症例・緊急疾患を扱うICUでは、先輩医師の指示のもと動くことがどうしても多くなり、スピーディーにその時その時が過ぎていくためICU研修が始まって間もない頃はなかなか病態について自分自身で考えることができませんでした。しかし、毎日朝・夕に行われるカンファレンスで担当症例をプレゼンテーションすることで、自分自身で現在の病態を考え、スタッフの先生方に間違いなどを指摘して頂くことで頭を整理することができました。その繰り返しにより、少しずつではありますが同様な病態の症例に対して行動できるようになってきました。また、1年目の2か月と2年目で再び回ることで1年目の時には気付かなかったことや1年目で学んだことを再確認することができました。

指導熱心なスタッフ

とにかく優しく、質問に対して丁寧に説明してくれるスタッフの先生方。僕が研修したのは1年目の12、1月と忙しい時期でしたが、業務の合間をぬって僕たち研修医に指導していただきました。また、他科を回っているときでも気になったことなど快く対応していただきました。

臨床と研究の両立

スタッフの先生方は、急性心筋梗塞など心疾患を中心に急性期・重症症例を治療しているため、臨床を重視している先生が多いものと思っていましたが、実際に研修で回ってみると臨床業務の落ち着いた隙間時間や終了後に論文作成なども行っており、感銘を受けました。「やれることはとことんやる」というような印象を受け、自分自身も今後できる限りのことができればと考えています。

これから研修する方へのメッセージ

ICUの研修で急性期・重症症例を経験すればするほど、目の前の症例が緊急性があるかどうかの感覚を磨けるのだと思います。そういった感覚を磨き、少しでも早く対応できるようになるためにもICU研修は必須だと思います。忙しい印象もあるかもしれませんが、とても雰囲気のよい北総病院ICU研修でぜひ有意義な日々を送ってください。

大久保知美 2012年、金沢医科大学医学部年卒

医師としての自覚が生まれます

千葉北総病院での研修システムとしては、1年次に必修としてICUを2か月間ローテートします。私は、内科志望であったため急性期分野に含まれるICUローテートはあくまでも「必須だから」という感覚でスタートしました。内科一般病棟では慢性期疾患を主に診るため、一人一人の患者さんに対して時間をかけて診断し治療していくという日々の流れでした。しかし、一般病棟でも急変が起きた時対応に迫られることもあります。内科一般病棟で当直をしていた際に、急変が起きたのですが、自分は何をしていいのかわからずただ茫然と立ちつくしてしまったという一例がありました。そういった苦い経験もあり医師して急変時にしっかりと行動・対応できる医師になりたいという想いが生まれました。

成長していることが日々感じられます

ICUでの日々は、一般病棟とは全く違い一秒一刻を争う患者さんが入室して来たり、目の前で急変が起こることは日常茶飯事でした。その中で、目の前で急変が起きても手も足もでなかった私でしたが研修医一年目のローテートでの2ヵ月間で、急変が起きても少しずつではありましたが動けるようになっており、少し成長できたと感じることが出来ました。ICUではスタッフの先生方も多くまた疑問に思うことに関しては私が納得いくまで教えて下さり大変勉強になる毎日でした。一般病棟では使用することもない薬剤を使用することもあり、毎日が新鮮でたくさんのことを吸収することが出来ました。

学びの多いところが北総ICUです

生涯の選択としては内科を選択することを決めていましたが、気がつけば2年目の自由選択としては3ヵ月間ICUを選択していました。選択した理由としては

が主に理由として挙げられます。研修医生活の約4分の1をICUで過ごしたことによって、たくさんのことを経験することが出来、貴重な研修となりました。 研修医2年間は限られた期間であり自分がいかに有意義な研修を送るかが大切だと思います。ICUでの研修は幅も広く、急性期から病棟にあげるまでの管理を中心に分野問わず学ぶことが出来ます。将来、急性期に行かないとしても今後の医師生活で重要なことを多々学べると思います。

これから研修する方へのメッセージ

ICUと聞くと緊迫感が感じ毎日忙しいと思うかもしれませんが、当院のICUは雰囲気がとてもよくオンオフはっきりしているのが特徴だと思います。仕事をするときはスタッフ一同協力し集中して取り組み、終われば楽しく談話するという感じです。スタッフ一つになり治療していくというチームワークの形が私はとても好きでした。 研修生活の大半をICUで研修することで私も実際に自信を持って目の前の患者さんの対応ができるようになったと感じています。

澤谷倫史 2012年、日本医科大学卒

とある研修医の一日

とある研修医の一日

基本的な一日の流れは上述に示したようなものですが、急性期患者様を扱うICUではどんな時にもやってきます。朝カンファ中に胸痛で救急搬送されてきた患者様もいれば、深夜1:00にやってくる患者様もいます。

学びやすい環境がここにはあります

ICUではどんな時も受け入れられる状況を整えてあり、そういった中で日々のルーチンワークをこなすためにはなんでも先読みしてすばやく物事をこなすことが必要です。 研修医がやれることは限られていますが、やる気さえあれば先生方の指導の下であればやりたい手技はなんでもやらせてくれます。またどんな時でも指導医の先生方に質問できる雰囲気があり研修医としてはとても過ごしやすい環境にあります。そういった中で徐々に自分のこなせる業務が増えていくことにやりがいや楽しみを見出すことができます。私は内科ローテート6か月ののちにICUをローテートさせて頂いているのですが、慢性期病棟と違った素早い判断と行動力を必要とする急性期病棟は魅力を感じます。急患が来ないときは受け持ち患者様の病態把握やわからないことを調べる時間として過ごすことができ、急患が来るとグループ全員が自分の役割を把握し、できることを即時こなしていきながら自分のやれる範囲を広げていきます。このように無駄なく自分を成長することができるのです。

これから研修する方へのメッセージ

北総病院研修医1年目の澤谷です。もう研修生活が7か月経とうとしているのですがまだまだ日々学ぶことだらけです。
誰でも研修医が終了した後は、自分一人で物事を判断しなければならない日がやってきます。その日がくるまでは限られた期間の中でなるべく多くのことを学び自分に残すことが必要です。
そういったプレッシャーを抱えながら研修生活を送っているわけですが、同期と悩みを打ち明け合い、距離の近い先輩に相談し、教育熱心な上級医の先生方に支えながらであれば確実に自分の理想とする医師像を目指していけると確信しています。

尾﨑健介 2010年、山梨大学医学部、2010年卒 現職:川崎幸病院 心臓血管外科

北総での研修経験が基礎となっています

自分は2年間の研修のうち、1年目dutyの2ヶ月間、2年目の選択4ヶ月を北総ICU/CCUで過ごしました。今やるしかない状況が日常茶飯事であるICU/CCUの環境が自分の性格に合ったようで、医師としての性格・専門科の選択はすべてICU/CCUの研修経験が決めたと言えます。北総ICU/CCU はCCUをベースとしたICUですので循環器疾患が中心にはなりますが、intensive careとして、心電図を含んだモニターの見方・ABGの考え方・呼吸管理・水分管理・カテコラミンを中心とした循環作動薬の使い方・抗生剤の使い方・栄養について日々考えなくてはなりません。はじめは知識・手技共に乏しく、日々の業務についていくのに精一杯で、わけもわからずに忙しく1日が過ぎていましたが、次第に自分なりに病態を考えて動いているようになっていました。その理由は毎日朝夕2度の症例プレゼンにあると思います。得られた所見からどういった病態を考え、その確定のためにどういった検査が必要で、以上の根拠に基づいてこういった治療を行う、という思考のトレーニングを嫌でも反復します。不十分であれば先生方から容赦ない突っ込みが入りますし、それを修正してまた挑むという日々が続くことで医師としての思考回路が鍛えられました。ベッドサイドの手技に関しても他の科と比べて絶対数が多いためにトレーニングの機会は恵まれていると思います。また、自分は専門科に関わらず急変時に対応できる能力をすべての医師が持っているべきだと考えています。

ICLSインストラクターの参加経験は大きいです

北総病院では畑部長、品田医局長を中心としてICLSの講習を行っています。1年目にdutyで参加したものの、1度の講習のみでは実臨床で動ける自信がなく、自分のトレーニングのためにと定期的にICLSインストラクターに参加させていただきました。おかげで今では不安定な患者さんを目の前にして急変時に自分の能力の中でどうしたらいいかと考えることが出来ますし、自分しか医師がいない状況でも自信を持ってスタッフに指示を出しながら心肺蘇生を行うことが出来ています。ICLSインストラクターへの参加はICU/CCU研修に必須ではありませんが、北総で研修をするなら絶対にお勧めします。いずれにしても、北総ICU/CCUで重症・急性期を浴びるように経験することは、何科を選択しようとも非常に役立つことだと思いました。(特に循環器疾患のgolden seasonである冬場に研修することをお勧めします)

これから研修する方へのメッセージ

将来の専門科に関わらず、ICU/CCU で臨床を学ぶことは必ず医師として必要な基礎体力を磨けます。しかも北総ICUのように雰囲気が最高で、教育的なところはなかなか無いと思えます。dutyの研修期間はありますが、2年目の選択期間には再度研修し、自分で考えて臨床をすることを強くお勧めします。スタッフに『先生!患者さんが急変です!』といわれたときに冷静に対応できるのは絶対カッコいいですよ!!